上野 水香さん

初めに水香さんをみたのはローザンヌのTVで。
それから数年後、一緒にレッスンすることがあったのですが
なによりも背が伸びていてビックリしました。。
その当時はキレイな長い黒髪で髪を下ろしてパンを
食べながら衣裳合わせしている姿はかなり印象的でした。
彼女はとても恵まれた体型で、やっぱりバレエは選ばれた
人間のものなのかしら?と考えてしまうほど隣に立つには
さすがに恥ずかしかったです。

水香さんの好きな所は身体がしなやかな所。170cmと長身なんですが
その大部分が脚。長くて細い黒猫のようなイメージが強いかな・・・
いまは牧阿佐美から東京バレエ団に移りバリバリ踊っていますが、
彼女は海外のバレエ団でも第一線で踊れる実力があると思います。
でも日本に残って踊っている所を見ると、若い時に海外のバレエ学校
生活を通してやはり日本でやっていきたいって思いが
強いんでしょうか?もちろん日本を盛り上げていただく為にも
残っていたもらえたほうが嬉しいんですが。。。

これからの期待の星ですよね!
どんどん新作に取り組んで出演してもらいたいです。


永遠の憧れな脚ってきっと誰でもあると思いますが
私もその一人でした。。。
私は典型的日本人脚で、ひざから下がO脚で短く
甲は低くて、ヒザが大きくて出気味・・・
あぁ・・書いていてイヤになってくるほど
脚に対するコンプレックスはハンパじゃありません 泣
もし願いが叶うなら、
神様!フェリのような美しいシナル脚を私に下さい!
ギエムでもいいです。
ぜいたくは言いません!ボリショイのコールドダンサーの
脚でもいいです!!キーロフの!えぇい!キエフでも!!
・・・と何度バカなことを本気で願ったことでしょう。
しかし、生まれ持った骨格は変えようがありません。
朝起きて、いつも通りな自分の脚を見て
がっかり何度したことでしょう・・・・

でもいい先生に付くとこれが不思議と筋肉でごまかせるんですね。
始めはビックリしましたが、
確実に前よりはマシな形に矯正されるんです!
その先生が言っていました
「形のいい脚の人はそれ以上脚をキレイにみせようなんて
考えない。でもそうじゃない人は必死にキレイに見せようと
研究して考える。」

なるほど。その通りで、ひざ下のO脚は筋肉でだいぶごまかせましたし
甲はつま先を柔らかくして更につま先を鍛えて
無い甲を作り出しました。
ヒザが大きいのはその分、ばれない角度を見つけ
とにかく少しでもキレイな脚に見せようとしか考えないで
必死でした。

・・・・これってニューハーフの方の女らしく見せる努力に
似ていませんか? 笑

今ではなぁんにも努力していないので元通りの
ちんちくりんになってしまいましたが
若い時の脚に対する気合いを最近思い出したので書いて見ました。

男の子のバレエ

私の職場に若い男の子(といっても25歳位)がいるのですが
古着を着て口数の少ないいまどきのオシャレな子
というイメージしかなかったのですが
昨日 他の社員の送別会があり 残業のある私とその子は
二次会から参加
そのため 少し早目に会場に着いたため二人で待っていると
いきなり
「シャモンさん バレエならってました?」
と。
「???えっ なんで知ってるの?誰にも言ったこと無いのに?」
と返すと
「実は・・・僕も習ってたんです・・・」
「ええええぇぇ〜!!!!」
「誰にも言わないで下さいね」
と。
聞けばかなり本格的に習っていたようで
パドドゥもしたことがあり ルグリが好きだった
とかドンの舞台を見に行ったとか。。。
「なんでやめちゃったの?」
と聞くと
「タイツがどうしてもイヤだった
学校で付いたあだ名は プリンス」
・・・・・・カワイソウにと思いつつも
お互い大笑い。

しかし日本で若い男の子がバレエを続けるのって
難しいんだなぁ〜としみじみ思いました。
これが海外だったらもう少し芸術に触れ合う機会も多いだろうに・・・
もしかしたら彼は第二の熊川になっていたかもしれないのに。
としみじみ感じた昨日でした。。。。

なつかしのバレエフェス

今、ちょうど世界バレエフェスが終わったみたいで、
色々な方の感想を読んでいて、自分がみた
10年以上前のバレエフェスについて書いて見ようかと・・・

当時私はTVでABTのフリオボッカとシャールイエガーに
夢中になっていて、そのフリオボッカが日本に来る!
ってことをバレエの先生に聞き、母と二人で
がんばって東京まで見に行きました・・・
が、ナゼかフリオは来なかった・・・
当時かなりギリギリまでダンサーの出演が変更になることが多く、
がっくり。
そう、私は他の出演者がものすごいことを
全く知らないで会場まできていたのです。
とりあえず肩を落としつつも、パンフレットを買って席に着くと
かなり前のいい席でびっくり!
さらにパンフの内容がなにやらダンスマガジンで見る名前ばかり。
おや?これはなにやらいい予感がする。
と思い始まるともっとびっくり!!!

彦麻呂風に言うとバレエの宝石箱やぁ〜!!
ルジマートフの海賊、ジルのアダージェット、
ルグリ・ルディエールの眠り、そしてデュポンのドンキ。
他にもかなり贅沢なダンサー達だったのですが、
なにぶんかなり前のことなので、これ位しか思い出せません・・・

この時に私の中で強烈だったのがデュポン。
ふわっと飛んだらしばらく(大げさではありません)降りてきません。
ピルエットでものすごい廻ったあとそのままパッセのままニヤリ。
キレ・勢いがすごい!でも品があるいたずらっぽい踊り。
んもうフリオのことなぞすっかり吹っ飛んでしまい、お母さんと
キャーキャー大変な騒ぎでした。

私は行けなかったのですが、この時のガラが白鳥の湖で、
かわるがわるオデットが王子が入れ替わるのがものすごかったらしく
それをみた友人はギエムのオディールにすっかりはまり、
そのあとは強烈なギエムオタクとなっていました。
あと、ドイツのシュツッテガルトかどこかの
名前を忘れてしまいましたが夫婦で踊っていたふたり。
たしかだんなさんがその後芸術監督かなにかになっているはず
ですが、このふたりもばつぐんに素晴らしかったそうです。

懐かしいなあ〜でもこういう公演を見たあとって余韻に
浸ってしまい、現実に戻るのがたいへんなんですよね。
今見に行ったら、私は社会人に戻れない気がします。。。
でも来年あたり見に行きたいなぁ・・チケット高いけど。。。

日本人

今イギリスのロイヤルにいる蔵 健太さん。
むか〜し彼の踊りをよく見る機会があり、本当にキレイな足と
丁寧な踊りに日本人ですごく好きなダンサーの一人でした。
品のあるクラッシックダンサーでローザンヌに出た時はモスクワだった為TVで流れずかなり残念でしたが、その後ロイヤルに入団したって聞いた時はぴったりだと納得してしまいました。
熊川さんもステキですが、蔵さんは違った魅力があるダンサーでつま先から指先までたいへん美しく、こういう方が日本人にもいるんだぞ!と外国人に自慢したくなるキレイなダンサーです。
きっと先生に大事に育ててもらったんだろうな、って身体をしています。(筋肉の付き方が美しいってことです)
その点で重なるのが川村真樹さん。いま新国立劇場の演目に出ていらっしゃいますが、彼女もすごく美しいです。静かな美しさってなんだかあとからジワっとくるんですよね。回転やジャンプがすごいっていう方ももちろん素晴らしいですが、そこがすごいばかりだとバレエじゃなくなってしまうし、普通では存在感がたりない。
ですが、品のいい踊りって中々観ていて日本人では物足りなかったのですが、この人たちは美しいと思いました。
昔、マラーホフの舞台を見に行ってパドドゥの合間に日本人の方がバリエーションを踊る演目があったのですが、かなり有名ですごく上手なプロのダンサーだったのに、何かが違う。。
たった今、マラーホフを見ていたからかもしれませんが、何かがおかしい。
・・・・空気が違ったんです。
舞台に立ったとたん、彼女に流れている空気がガラッと違うものになってしまったんですね。そのあとマラーホフが出たきてさらに納得しました。
でもこれって練習できるものではないですし、天性の物なのかはたまた経験で出せるものなのかヘタッピな私には分かりませんが、そういう空気を出せる日本人が増えてきたことは嬉しい限りです。
ガンバレ!!日本人!!!

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