バレエ学校で パート6

私がバレエ学校にいた時、友達もちょうど海外の学校に
いてよく情報交換したんですが(その当時は手紙しかなかった)
その時にお互いの一番の悩みがやはり舞台の少なさ。
日本にいるときは割と定期的に発表会やらコンクールやら
公演やらとあったんですが、海外に行くとかなり減ります。。。
もちろん学校の公演もあるし、学校以外でも踊る機会がなにかと
チョコチョコはあるんですが、ダントツに回数が減ってしまい
しかもレッスン内容が物足りない気がしてなんだかあせってしまったり
と、今思えば日本人独特の「レッスン時間=安心する」みたいな感覚で
実は充実したレッスンをしているんですが、
なんだか心配で物足りない。
友達はシュツッテガルトの学校にいたんですがやはり舞台が少ないのを
嘆いていました。でもイースターで私の学校が休みのときに
友達のクラスはレッスンしていたのでそこに顔を出したりと、
お互い情報交換がかなり役に立ちましたね。それに彼女のいる所は
バレエ団の公演を見れるので、チョコチョコ二人で見に行きました。

でもやはり留学してよかったなぁと思うのは一時帰国して
普段の教室に行くとつま先の使い方とか
本当に基礎中の基礎の部分が他の子達と全く違う自分がいるんですね。
やはりこういう部分はあぁきちんと身についていて向こうにいたことは
ムダではないんだな、と実感しました。

でもレッスンの後にお買い物に行けたり、家で好きなバレエのビデオを
じっくり見れたりやはりビバ・日本!ですね。
食事も日本食が一番カロリー少なく力が出せるし
海外生活でしかも寮での共同生活をしながら自己管理するのは
想像以上に10代の私にはきつかったですね。
それでもバレエがもっと上手ければもう少しバレエのことばかり
考えて気にしないで済んだんですが、なにぶんお粗末な実力でしたから
余計に他の事に目がいってしまい不平不満が出ていた、と言うのが
本音です。。。

バレエ学校で パート5

バレエ学校の校長がいつも犬、しかも大きなシェパード?
(警察犬みたいな感じの犬です)を何処に行くにも連れていて、
リードもしていないのにぴったり横に付いていました。

昔のことなので名前も忘れてしまいましたが、その犬が来ると
先生がきた!って感じでみんなバーにつかまったり
あわてて準備したり、と言った感じにすごしていました。
その犬はレッスン前にふらりときてはかまってくれる人にも
あまり興味ない感じで、とにかく先生が大好き。
時々ストレッチしている人の脚にドカッと腰掛け、
これが重いので中々どいてくれるまで動けない。。。
でも先生が来るとすごい勢いで隣でいい子に寝てレッスンを
ジィっとみているんです。
もう先生以外は眼中なし!って感じでした。

その犬がヌレエフの飼っていた犬で亡くなった後先生が引き取った
ってことを聞いたんですが、なるほど。
あの一種独特の好き嫌いの、はっきりした感じは
妙に納得してしまうなぁ〜なんて考えてしまいました。
犬ってわりと「かまって!かまって!」って仕草をするイメージ
なんですが、この犬は猫みたいで気ままで先生以外はどーでもいい
って態度丸出し。
さすが天才の犬。わが道を行きてる感じで好きでした。
今も元気にしてるのかな?なんとなく思い出したので書いてみました。



上野 水香さん

初めに水香さんをみたのはローザンヌのTVで。
それから数年後、一緒にレッスンすることがあったのですが
なによりも背が伸びていてビックリしました。。
その当時はキレイな長い黒髪で髪を下ろしてパンを
食べながら衣裳合わせしている姿はかなり印象的でした。
彼女はとても恵まれた体型で、やっぱりバレエは選ばれた
人間のものなのかしら?と考えてしまうほど隣に立つには
さすがに恥ずかしかったです。

水香さんの好きな所は身体がしなやかな所。170cmと長身なんですが
その大部分が脚。長くて細い黒猫のようなイメージが強いかな・・・
いまは牧阿佐美から東京バレエ団に移りバリバリ踊っていますが、
彼女は海外のバレエ団でも第一線で踊れる実力があると思います。
でも日本に残って踊っている所を見ると、若い時に海外のバレエ学校
生活を通してやはり日本でやっていきたいって思いが
強いんでしょうか?もちろん日本を盛り上げていただく為にも
残っていたもらえたほうが嬉しいんですが。。。

これからの期待の星ですよね!
どんどん新作に取り組んで出演してもらいたいです。


永遠の憧れな脚ってきっと誰でもあると思いますが
私もその一人でした。。。
私は典型的日本人脚で、ひざから下がO脚で短く
甲は低くて、ヒザが大きくて出気味・・・
あぁ・・書いていてイヤになってくるほど
脚に対するコンプレックスはハンパじゃありません 泣
もし願いが叶うなら、
神様!フェリのような美しいシナル脚を私に下さい!
ギエムでもいいです。
ぜいたくは言いません!ボリショイのコールドダンサーの
脚でもいいです!!キーロフの!えぇい!キエフでも!!
・・・と何度バカなことを本気で願ったことでしょう。
しかし、生まれ持った骨格は変えようがありません。
朝起きて、いつも通りな自分の脚を見て
がっかり何度したことでしょう・・・・

でもいい先生に付くとこれが不思議と筋肉でごまかせるんですね。
始めはビックリしましたが、
確実に前よりはマシな形に矯正されるんです!
その先生が言っていました
「形のいい脚の人はそれ以上脚をキレイにみせようなんて
考えない。でもそうじゃない人は必死にキレイに見せようと
研究して考える。」

なるほど。その通りで、ひざ下のO脚は筋肉でだいぶごまかせましたし
甲はつま先を柔らかくして更につま先を鍛えて
無い甲を作り出しました。
ヒザが大きいのはその分、ばれない角度を見つけ
とにかく少しでもキレイな脚に見せようとしか考えないで
必死でした。

・・・・これってニューハーフの方の女らしく見せる努力に
似ていませんか? 笑

今ではなぁんにも努力していないので元通りの
ちんちくりんになってしまいましたが
若い時の脚に対する気合いを最近思い出したので書いて見ました。

男の子のバレエ

私の職場に若い男の子(といっても25歳位)がいるのですが
古着を着て口数の少ないいまどきのオシャレな子
というイメージしかなかったのですが
昨日 他の社員の送別会があり 残業のある私とその子は
二次会から参加
そのため 少し早目に会場に着いたため二人で待っていると
いきなり
「シャモンさん バレエならってました?」
と。
「???えっ なんで知ってるの?誰にも言ったこと無いのに?」
と返すと
「実は・・・僕も習ってたんです・・・」
「ええええぇぇ〜!!!!」
「誰にも言わないで下さいね」
と。
聞けばかなり本格的に習っていたようで
パドドゥもしたことがあり ルグリが好きだった
とかドンの舞台を見に行ったとか。。。
「なんでやめちゃったの?」
と聞くと
「タイツがどうしてもイヤだった
学校で付いたあだ名は プリンス」
・・・・・・カワイソウにと思いつつも
お互い大笑い。

しかし日本で若い男の子がバレエを続けるのって
難しいんだなぁ〜としみじみ思いました。
これが海外だったらもう少し芸術に触れ合う機会も多いだろうに・・・
もしかしたら彼は第二の熊川になっていたかもしれないのに。
としみじみ感じた昨日でした。。。。

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